入園・入学をお考えの方へ
■入園・入学までの流れ


新小1:小学校で国語を勉強するにあたって、ご家庭で心がけていただきたいことについて、講師と運営委員長から簡単な説明をさせていただきます。
新幼児部年少:補習校の設置目的及び運営方法、また幼児部での活動やご家庭で心がけていただきたいことについて、講師と運営委員長から簡単な説明をさせていただきます。

お子さんに模擬授業に参加していただいたあと、講師がお子さんに簡単な質問をして日本語での授業に問題がないかどうかを確認させていただきます。

以下の4点が全て満たされている場合に入園・入学を受け入れいたします。
①幼児・生徒・児童が講師、保護者と日本語で意思疎通ができ、授業に支障がないこと
②保護者が当校の運営に参画できること
③家庭において日本語学習の支援環境が整えられていること(保護者が家庭での国語学習環境を整えられること)
④一斉体験入園・入学に参加できること


スコットランド外から入園・入学を希望されるは、事務局までご相談ください。ただし、クラスの状況や時期によってはしばらくお待ちいただくこともありますのでご了承ください。
■幼児部入園までにできるだけ身につけておいてほしいこと
- 生活に必要な基本的なことが自分でできる(トイレ、手洗い、水筒で飲み物を飲むなど)
- 椅子に座って5分〜10分程度の話を聞いたり、活動に取り組んだりできる
- 自分の持ち物がわかり、決められた場所に置くことができる
- 日常生活に必要な挨拶、言葉がわかる
- 「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」
- 「トイレに行きたい」
- 「…できない」「貸して」など
■小学部入学までに必要なこと
- 日本語の会話に慣れている(単語だけで話すのではなく、文で話せる)
- 正しい姿勢と正しい鉛筆の持ち方が身についている
- ひらがなの読み・書き・書き順がわかる
■補習校の目的
<スコットランド日本語補習授業校 運営規程>
スコットランド在住の日本人の小学校、中学校課程および小学校就学2年前以降の子弟を対象とし、その日本語能力の維持向上を目的とし、日本国内での教育基準に準じた内容の日本語教育を行う。
1-1 補習授業校の設置目的
補習授業校は、現地校に通学する児童生徒が【対象】、再び日本国内の学校に編入した際にスムーズに適応できるよう【目標】、基幹教科の基礎的基本的知識・技能および日本の学校文化を【内容】、日本語によって学習する【方法】、教育施設である
■補習校の目的を達成するために必要なこと
【目標】
再び日本国内の学校に編入した際スムーズに適応できる
=補習校でスムーズに適応・進級できる
【目標を達成する3条件】
- 補習授業校の勉強をしっかりやること
- 家庭内では日本語を使うこと
- 日本語の本を読むこと
【なぜ家庭学習が大切なのか?】
学習指導要領が定める小学1年生の国語の標準授業時数は306時間
スコットランド日本語補習授業校での授業時数は108時間程度(充足率35%)
→不足分をどうやって補うのか?→家庭学習(宿題)
文部科学省
- 家庭は第二の教室、保護者は第二の担任
- 教室学習と家庭学習とが同程度に重要
- 復習の励行・家庭学習の習慣化・宿題や提出物の期限厳守は、補習授業校の一員としての務め
■補習校で学習できる日本の学校文化
入学式、運動会、書道学習会、図書室(約6,000冊の蔵書)、文集作成、学習発表会、卒業式、補習校バザー
- 子どもたちの学習を教室外からサポートする
- 国語への興味を促す機会を作る
- 楽しいイベントを通して補習校に親しみをもたせる